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ヘレディタリー 継承



原題:Hereditary

映画2018/11/30

監督・脚本 アリ・アスター
音楽 コリン・ステットソン

出演 トニ・コレット、アレックス・ウルフ、
ガブリエル・バーン、アン・ダウド、ミリー・シャピロ

(あらすじ)

ミニチュア模型アーティストのアニー(トニ)の
母・エレンが亡くなった。

変人だった母の死に
アニー自身も複雑な気持ちであり、
夫・スティーヴ(ガブリエル)も
高校生の息子・ピーター(アレックス)も
悲しさを感じなかった。
13歳の娘・チャーリー(ミリー)は
エレンにかわいがられていたが・・・
チャーリーも奇妙な子供であった。

エレンの遺品には
「この継承は辛いだろうが
きっと幸せは来る」と書かれていた。

1週間も経たずして、
スティーヴの元に
エレンの墓が荒らされた報せが入った。

アニーはエレンの死をきっかけに
長年疎遠であった
グループ・カウンセリングに参加するようになる。

カウンセリングの席で、
エレンが解離性同一性障害と認知症を発症していたこと、
父が精神分裂病で餓死したこと、
兄が極度な被害妄想が原因で自殺したこと、
そして自身も夢遊病に悩まされていることを語る。

先天性遺伝による精神疾患が
いずれは子ども達にも発現するだろうと
アニーは恐怖している。

ピーターは
友人宅のパーティーに行くために
アニーの車を借りようとするが、
アニーはチャーリーも連れて行くことを条件に
これを許可した。

パーティーでひとりきりにされたチャーリーは
ナッツ入りのケーキを食べて
アレルギー発作を起こす。

ピーターは彼女を病院に連れて行こうと
車で夜道を疾走するが、
チャーリーが車の窓から顔を出し、
頭部が道路脇の電柱に当たって
即死してしまった。

ショック状態のピーターは
誰にも事態を報告せずに寝室に戻る。

翌日、
頭部のないチャーリーの死体を発見したアニーが叫ぶ。
チャーリーの生首は
道路脇で無数の蟻に覆われていた。

これをきっかけに
アニーとピーターは険悪な関係になる。

アニーはカウンセリングで
息子と孫を事故で同時に亡くした
ジョアン(アン)に親切に話しかけられた。

彼女の自宅を訪ねたアニーは、
かつて夢遊病の症状で
ピーターとチャーリーを
殺そうとしたことがあることを告白した。

後日、溌剌とするジョアンを見かけたアニー。
ある霊媒師によって
死んだ孫と交信出来るようになったと言うのだ。

実際に彼女が交信するのを見たアニーは
それが本物の交霊の儀式であると信じる。

アニーはチャーリーのスケッチブックを使い
自分もチャーリーと交信しようと試みる。

家族全員の協力が必要なのだが
スティーヴはそれを中断した。

その後、ピーターはチャーリーの幻覚を見たり、
アニーに殺される悪夢にうなされ、
精神を病んでいく。

スティーヴはアニーの行動は病気のせいであり、
ピーターを守ろうと考える。

うんざりしたアニーは
チャーリーのスケッチブックを暖炉で燃やそうとするが、
自分の手が炎に包まれる。
自身とリンクしていることがわかった彼女は処分を諦めた。


アニーは、
自宅の屋根裏部屋で
エレンの首のない腐乱死体を発見する。


そして、カルト教団の儀式のようなものを行う
生前のエレンとジョアンの姿が映った写真を見つける。


エレンは
「パイモン」と呼ばれる
悪魔を崇拝するカルトの長だったことがわかる。


アニーはスティーブンに屋根裏のエレンの死体を見せ、
真実を説明しようとするが、
スティーブンは夢遊病持ちのアニーが
エレンの死体を墓から掘り返したのだと思い込んで
取り合わない。


アニーは、
死ぬ覚悟で再度スケッチブックに火をつけるが、
スティーブンの身体が炎に包まれて焼死。
アニーの精神は崩壊した。


スティーブンの死体を発見したピーター。
悪魔に憑依されたアニーが天井を這って移動し、
ピーターに襲いかかる。


屋根裏部屋へと逃げ込むピーターだが
そこにはエレンの腐乱死体と、
天井近くに浮揚するアニーがいて、
アニーはワイヤーで自らの首を切り落とす。
正気を失ったピーターは
屋根裏の窓から身を投げて自殺する。


青い光がピーターの体を包み込んで
彼の身体に何かが憑依、
彼は庭に作られた小屋に入って行く。


そこにはジョアンと教団員が集まっており、
チャーリーの頭部が飾りつけられた像が祀られていた。
一同はピーターの前にひれ伏してパイモンの復活を祝う。


(感想)

精神病者の脳内描写を延々と見ているような…
自分もおかしくなっちゃうのでは?と思うくらい。
どんより。おぞましい。

悪魔崇拝者はやっぱり気狂いなのか、
気狂いだから悪魔崇拝者になるのか、
とにかく気狂いには近づくな、
気狂いは恐ろしい…というのがまずの感想(笑)
これはそれを越えて
運命を操られている感があるから
もうどうしようもないけど。

映画リトル・ミス・サンシャイン(2006年) の
明朗快活なお母さんのイメージが強い
トニの顔芸が凄まじい。一見の価値あり。

チャーリーを演じたミリーの顔、
よくこんな子を探して来たな、と。
顔だけ見ているとおばあちゃんみたいで、
オチで「ああ、なるほど」と思うわけだけど。
出番は少ないながら
この子が作品に与えるインパクトが物凄い。

不自然な車の貸し出しの件や、
高校生の男の子にしては
泣き方が幼稚に思えたピーター(アレックス)も
この時は既にもう…?、とか
最後にちゃんと納得させられて、
この手の作品として
とても良く出来ていると思った。

アンも
登場時は親切なお節介ババアにしか見えなくて
見せ方が上手かった。

名優・ガブリエルがお父さん役を演じたことで
作品として締まった感もあった。
この人はもっと活躍の場があっても良い逸材だけどね。

映画オフィシャル・サイト



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