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ジャングル・ブック

ポスタ

原題:The Jungle Book

映画2016/08/11

監督 ジョン・ファヴロー
原作 ラドヤード・キップリング
脚本 ジャスティン・マークス
音楽 ジョン・デブニー

出演 ニール・セティ
声の出演(吹き替え) 
バルー/ビル・マーレイ(西田敏行)
バギーラ/ベン・キングスレー(松本幸四郎)
シア・カーン/イドリス・エルバ(伊勢谷友介)
ラクシャ/ルピタ・ニョンゴ(宮沢りえ)
キング・ルーイ/クリストファー・ウォーケン
カー/スカーレット・ヨハンソン
他に ジャンカルロ・エスポジート、ギャリー・シャンドリング、
サム・ライミ、ジョン・ファヴロー、サシャ・シュレイバー、
カイ・シュレイバー、ディー・ブラッドリー・ベイカー

(あらすじ)

モーグリ(ニール)は赤ん坊の頃にジャングルに取り残され、
クロヒョウのバギーラに拾われて、
オオカミのラクシャに育てられた。

だが人間に激しい怒りを持つトラのシア・カーンが
彼の命を狙うようになり、
家族のことを考えた彼はジャングルを去ることにした。

こうしてバギーラと共に
人間の村を目指して旅に出たモーグリだったが・・・

(感想)

アニメ版(1967年公開。まだ生まれてません)を初めてLDで観た時、
あまりに卓越した音楽に
「子供の時からこんなのを耳にしているんだから
アメリカ人のセンスにかなうわけがない」と思った。
中でも♪I wanna be like you はお気に入りだった。
今作でもそれらの歌曲は流れる。

モーグリ以外に人間はほとんど登場しない。
演技を観たい派の自分は退屈するかと思ったが
これがとても良く出来ていて、一切退屈しなかった。
CGって凄まじい。
動物が人間に、いや、俳優に見えて来る。
ま、人間も俳優も動物なのだが。
動物の中にヒューマン・ドラマを観た気になった。

結末は、
アニメ版のラストは人間の女の子と出会い、
モーグリがこれから人間として生きていくであろうことが
示唆されているが、
今作では動物たちと暮らし続けることになっている。
アイデンティティに関する考え方が変化したことを感じる。
いいのか悪いかは決めかねるが。

いずれにせよ、
野心作であり、快作であることは確かだ。

映画オフィシャル・サイト



ジャングル・ブック オリジナル・サウンドトラック/V.A.

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