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蔵出しレビュー「大統領の執事の涙」

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映画2014/02/15
CD2014/08/15

監督 リー・ダニエルズ
原作 ウィル・ハイグッド
脚本 ダニー・ストロング
音楽 ロドリーゴ・レアン

出演 フォレスト・ウィテカー、オプラ・ウィンフリー、
デヴィッド・オイェロウォ、イライジャ・ケリー、
テレンス・ハワード、アドリアーニ・レノックス

キューバ・グッディング・ジュニア、レニー・クラヴィッツ、
コールマン・ドミンゴ、スティーヴン・ライダー

ロビン・ウィリアムズ、ジェームズ・デュモン、
ロバート・アバディーン/ジェームズ・マースデン、
ミンカ・ケリー/リーヴ・シュレイバー/ジョン・キューザック、
アレックス・マネット、コリン・ウォーカー/
アラン・リックマン、ジェーン・フォンダ

ヤヤ・ダコスタ、ネルサン・エリス、ジェシー・ウィリアムズ、
ダニー・ストロング

アムル・アミーン、デヴィッド・バナー、マライア・キャリー、
アレックス・ペティファー、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、
クラレンス・ウィリアムズ三世

(あらすじ)

綿畑で働く奴隷の子として生まれたセシル(フォレスト)。

白人の主人(アレックス)に母(マライア)を犯され、
父(バナー)を目の前で銃殺された。
彼は主人の母(ヴァネッサ)によって
ハウスニガー(=給仕)となり、白人相手の礼儀作法
「見ない・聞かない・空気になること」を身につける。
だがここにいても未来がないことを悟った彼はそこを出る。
母は廃人になってしまっていた。

飢えから泥棒に入った彼を
メイナード(クラレンス)が救ってくれた。
彼はホテルのボーイになり、
メイナードの推薦で大手に転職、
その仕事ぶりを買われてホワイトハウスの執事にスカウトされた。

妻・グロリア(オプラ)と
2人の息子・長男のルイス(オイェロウォ)と
次男のチャーリー(イライジャ)に恵まれていた彼は
仕事に邁進し、歴代の大統領はじめ周囲からの信頼も厚かった。

家を出て大学に進学したルイスは
恋人・キャロル(ヤヤ)と共に公民権運動に熱中し、
家族の心配の種となった。
グロリアは酒に溺れるようになり、
隣人のギャンブラー・ハワード(テレンス)に浮気を迫られるようになる。


キューバ危機、
セシルが大きな期待を寄せていたケネディ大統領(マースデン)の暗殺、
ベトナム戦争・・・


幾度となく逮捕されているルイスが
キャロルを連れて里帰りするが
セシルは2人の態度に激怒して勘当を言い渡し、
グロリアも父の仕事を罵倒するルイスを平手打ちし、追い返した。


逮捕されたルイスは
セシルに内緒でハワードに保釈金を借りた。
会いに来たチャーリーは
ベトナム戦争に行くことを兄に告げた。


ルイスは思想の違いからキャロルに別れを告げた。

セシルの誕生日、
グロリアに金の無心の電話をよこしたルイスをあしらうセシル。
そしてチャーリーの戦死の知らせを受ける。


セシルは仕事への情熱が薄まっていった。

ホワイトハウスで働く黒人たちも
白人よりも薄給で働いており、昇進することもなかった。
上司のローション(ライダー)に直訴しても突っぱねられていたが、
セシルはレーガン大統領(アラン)を味方につけた。


レーガン夫人・ナンシー(ジェーン)は
セシルとグロリアをパーティーの客としてホワイトハウスに招待した。


が、レーガンは人種差別が平然と行われている南アフリカを支援した。
大学を卒業したルイスは議員に立候補し、
逮捕されたネルソン・マンデラを解放する運動を行っている。


セシルはルイスがしようとしていたことの偉大さに気がついた。
彼は仕事を辞め、彼の運動を応援するようになった。


2008年、黒人のバラク・オバマが大統領候補となった。
セシルもグロリアも
議員になったルイスも彼を支援した。
今では孫にも恵まれていた夫妻だったが、グロリアが亡くなった。


オバマが当選し、セシルはホワイトハウスに招かれた。
彼はこれまでになく毅然とした態度で中へ進んで行くのだった。


(感想)

実話に「触発」された作品。

人として
黒人に対する差別の歴史は絶対に知っておくべきであり、
これは近代アメリカにおける
その歴史をくまなく知ることが出来る秀作。
絶対観た方がいい。

差別問題のみならず、
当然のこととされていることは
本当に当然なのか、その事を考えるいいきっかけにもなる。

いかにオバマ大統領の誕生が
黒人たちにとって奇跡的なことだったのか、
日本人には絶対わからないことだろう。

あまりに豪華で贅沢なキャスト陣も
きっとそう思って参加したんだと思う。
リー監督の才能も信頼したんだろうが。

子供にだらしない親が増えている中、
グロリアがルイスにビンタするシーンは感動的。
お父さんじゃなくて
誰よりもルイスを欲していたお母さんがビンタするところがいい。
オプラ、好演。

フォレストも期待通りの好演。
ラスト、初めてホワイトハウスで
自分の感情を隠さなかった毅然さが印象的だった。

白人には都合の悪い話であり、
オバマの宣伝になってしまうような感はあったが
でも彼ら黒人のこれまでの苦難に比べたら、それにも目をつぶりたい。

映画オフィシャル・サイト



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