FC2 Cinemania　邦画　ら行

ライアーゲーム　ザ・ファイナルステージ

監督　松山博昭
脚本　黒岩勉、岡田道尚
音楽　中田ヤスタカ
主題歌 Stay With You/Capsule
挿入歌 Love Or Lies/Capsule

出演　
（ゲーム参加者）戸田恵梨香、松田翔太、田辺誠一、鈴木浩介、荒川良々、濱田マリ、
和田聰宏、関めぐみ、秋本祐希、永山絢斗、松村雄基/
鈴木一真、吉瀬美智子、渡辺いっけい

（あらすじ－大体こんな感じ）

直（戸田）はお人よし。
今日も見知らぬ老人に交通費を貸して欲しい、と言われ、貸した。
返って来るあてはなかったが。

直は谷村（渡辺）から
欠場者が出たので、ライアーゲームの決勝戦に出るように言われる。

ライアーゲーム決勝戦は、
準決勝までを勝ち上がった１１人による「エデンの園」ゲーム。
金・銀・赤のりんごを投票し続けるもので、
互いを信用すれば確実に大金が手に入る仕組みだった。
優勝賞金は５０億円。

だが、そんなに簡単にいく訳がなく、
?、裏切り、策略が渦巻き、
刺客のプレイヤーXの存在も明らかになる。

秋山（松田）は一度は脱落するが、
ヨコヤ（鈴木一）からの申し出を受け、復帰。

直は終始、
皆で赤いりんごを投票して、均等に賞金を得ようと訴え続け、
最終的には皆の心をひとつにまとめ、
全員が赤いりんごを投票した。
Ｘだった仙道（田辺）すら改心させた。
優勝した秋山は賞金で
仙道の負債を肩代わりした。

ゲームの出資者たちは、
人間がお互いをどこまで信頼出来るものなのか、を見たかったのだが、
大半がまとまらない結果に賭けていたので多額の負債を追い、
このゲームはこれで終了することになる、と
エリー（吉瀬）から説明される直と秋山。

帰宅した直のもとへ　老人からお金が返ってきた。

（感想）

人気テレビドラマ（一回も観たことないけど）の映画化。

これぞ低予算映画（ワンシチュエーションだし、キャストも小物だし、多分）の
鏡！っていう、面白い作品だった。
中田の音楽も、この映画の世界観に合っていたと思う。
指示者は

ＳＡＷを思い出した。

戸田があんな性格なわけがなく（大爆笑）、
滑舌が悪くてイライラしたけど、
戸田ならどんな酷い目に遭ってもきっと何とかする
悪知恵がありそうなので、安心して観れた。

ゲーム参加者の中では、鈴木浩介と濱田マリが面白かった。
松村、永山、秋本には何の見せ場もなかった・・・

結末は心が温まるものだったし、ラストシーンも良かった。
皆が策略をめぐらすのを面白がって観ていた自分が恥ずかしく思えた（笑）

機会があったら観て。

戸田恵梨香の他の出演作のレビュー

カチンコ

アマルフィ　女神の報酬　（←リンク）
カチンコ

沈まぬ太陽　（←リンク）
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大洗にも星はふるなり　（←リンク）

その他の日本のゲーム系映画　レビュー

カイジ　人生逆転ゲーム　（←リンク）
ＫＩＮＧＧＡＭＥキングゲーム　（←リンク）

オフィシャル・サイト
http://liargame.jp/index.html

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レイトン教授と永遠の歌姫

監督　橋本昌和
脚本　松井亜弥
音楽　西浦智仁
歌　水樹奈々

声の出演　大泉洋、堀北真希、水樹奈々、渡部篤郎、相武紗季

（あらすじ）

レイトン教授（大泉）のもとに、
教え子で歌姫のジェニス（水樹）から謎解きの依頼が来る。
死んだはずの親友・ミリーナが７歳になって自分の前に現われたというのだ。
彼女は永遠の命を手に入れたと言ったのだという。

ジェニスが出演するオペラ会場に助手のルーク（堀北）と出向くレイトン。
演目はミリーナの父・オズロ作曲の、
不老不死王国「アンプロシア」をテーマにしたもの。
だが、そこに集まっていたのはオペラ目当てではなく、
永遠の命が手に入る、という話を聞いてやって来た観客たちだった。

それを手に入れられるのはゲームの勝者ひとりだけ。
敗者は命を取られてしまうという。
レイトンとルークも、そのゲームに参加することになってしまった。

順調に勝ち進むレイトン一行。

その頃、レイトンの助手・レミ（相武）は
行方不明になった少女の捜索をしていた。

（感想）

ゲームの映画化（らしい）。

昔は、学校が休み中に午前１０時くらいからテレビで
アニメ映画を放送していたものだったが、
今もそんな放送があったら、きっとやっていたに違いない路線。

最近のアニメの中では、
懐かしい感じがするオーソドックスな画風。

適度にひねられた謎解き、
きれいな音楽、
残酷描写もないので、子供に安心して観せられる作品。
でも、楽しめるのは小学生くらいまでかな？

オフィシャル･サイト
http://www.layton-movie.jp/

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ＲＯＯＫＩＥＳ　卒業

監督　平川雄一朗
脚本　いずみ吉紘
音楽　羽毛田丈史、高見優
主題歌　遥か/GReeeeN

出演　佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、
桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、山本裕典、
石田卓也、村川絵梨、浅野和之、武田航平、勝野洋、渡部篤郎、鳥羽潤、
伊武雅刀、大杉漣、吹石一恵、綾瀬はるか、平山広行、天野ひろゆき、三浦大輔

（あらすじ－ほぼネタバレ）

甲子園出場を目指す二子玉川学園（通称ニコガク）高校野球部。
３年生になったニコガクナインたちは、２人の１年生新入部員を迎える。
評判の高い赤星（山本）と、勘違いから平塚（桐谷）を尊敬している濱中（石田）だ。
だがメジャーリーグを目指す赤星はふてぶてしい態度で、練習には参加せず、
濱中も平塚の実態を知ってやる気をなくした。

赤星を庇って、キャプテン・御子柴（小出）が全治３か月の怪我を負ってしまった。
その事で赤星は練習に参加するようになる。
濱中もナインたちの野球に打ち込む姿を見て、心を変えるのだった。

地区予選を順調に進み、遂に決勝戦まで来たニコガク。
対戦相手の笹崎高校は名門で、
中学時代、安仁屋（市原）が屈辱を味わわされた川上（武田）がいた。
安仁屋はそのことで動揺を隠せない。
また、若菜（高岡）は途中で怪我をしてしまう。

だが、決勝を突破し、甲子園出場を果たす。

３月。
ニコガクナインたちは監督・川藤（佐藤）へ感謝の言葉を述べて、
卒業して行くのだった。

（感想）

原作の漫画も、テレビドラマも一度も観ていないけど、
話題になっていたし、観てみた。

ドラマをずっと観ていたら、感慨があったのかも知れないけど・・・
一番重要な、
先生と不良たちとの信頼関係が出来上がっているところから見たわけだから、
もしこれを観るなら、テレビ版から観た方がいいと思う。
観なくてもいいような作品だけどね。

自分は　根本的に
「本当は素直でかわいいやつなのに、周囲に誤解されて、ひねてしまったヤツ」の話は
好きなんだけど、
照れ隠しとはいえ、
先生を「おまえ」呼ばわりするのはムカムカする。
テレビ

「ごくせん」でも思ったことだけどね。

球児、と言えば　坊主が基本だけど、
ナインにひとりも坊主がいない。
原作もそうみたい。

俳優が坊主頭になるのを拒否したのかと思ったけど、
ちゃんと原作に近いルックスになっているんだね。

元々、なぜ坊主でないといけないのか？というのは確かに疑問なんだけど、
坊主頭のライバル校生徒のほうに好感が持てたのは確かだった。

ナインたちが　高校生、というにはあまりに老けていることや、
（役者それぞれの持ち味は活かされていたけどね）
あまりに簡単に勝ち進む様子、
安っぽい笑いとエピソードの詰め込みを含め、
自分には、感動作というよりも、
感動作をなぞらえた、不思議なギャグ映画に思えた。

だけど　これ、昨年の日本の映画興行収入１位の作品なんだよね（爆）

オフィシャル・サイト
http://rookies-movie.jp/