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アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~



原題:OUTLAW KING

パソコン2018/11/09 Netflix

監督・脚本 デヴィッド・マッケンジー
脚本 バッシュ・ドラン、ジェームズ・マッキネス、
追加脚本 デヴィッド・ハロワー、マーク・ボンバック 

出演 クリス・パイン、アーロン・テイラー=ジョンソン、
フローレンス・ピュー、ビリー・ハウル、サム・スプルエル、
トニー・カラン、カラン・マルヴェイ、ジェームズ・コスモ、
スティーヴン・ディレイン、スティーヴン・クリー、
アラステア・マッケンジー、クリス・フルトン、
ローン・マクファディエン、ジャック・グリーンリース、
ジョジー・オブライエン

(あらすじ)

1304年、
全スコットランドの指導者が降伏し、
イングランドの
エドワード一世(スティーヴン)に服従を誓った。

その中の一人、
ロバート・ブルース(クリス)は剣術に長け、
二世(ビリー)からライバル視された。

すべてを失ったダグラス(アーロン)が
一世への恨みを述べにやって来るが、追い返された。

一世から
エリザベス(フローレンス)との
婚姻を命じられたロバート。
政略結婚であったが、
亡き前妻との娘・マージョリー(ジョジー)は彼女に懐き、
やがて2人はお互いに惹かれていく。

イングランドによって
スコットランドの英雄であった
ウィリアム・ウォレスが処刑された。

父の決意で服従したロバートだったが、
その父も亡くなり、
圧政を強いるイングランドに反旗を翻すことにした。

遥かに大きな力を持つ
イングランドとの戦いが始まった。

(感想)

史実の映画化。

ネットフリックスも
ここまでのスケールのオリジナル作品を作るのか、と。
オスカーを狙えそうなレベルだった。
この手の作品はそれほど好きじゃない自分も楽しめた。

とてもわかりやすく出来事を描いていて、
きれいにまとまっている。

オープニングで
エドワードⅠ世の嫌な性格が伝わって来るなど、
構成にスマートさがあった。

西洋の戦特有の残酷な処刑シーンもあり、
戦って嫌だな、と思いながら、
でも戦わないといけない時もあるよな、とも考えさせらた。

クリス・パインはイケメンだが、
髪型が与える影響って大きいんだなと思った(笑)
彼の実直な佇まいが功を奏していた。

お妃・エリザベス役のフローレンスも
賢明さが伝わって来る好演だった。
ちゃんとおっぱいを出したところも感心した。

この作品、
クリスが全裸(前からも後ろも)になることが
本国で話題になっているらしい。
エリザベスとのベッドシーンで尻が、
川で水浴びをするシーンでチンチンがぼんやりと映る。
どちらもどうってことなく、
映さなくても済む感じでもあり、
サービスショットなのかな?と思ったが、
裸になることで
ロバートの庶民に慕われる親しみやすさが
表現されているような気もした。

情けなくて憎たらしいⅡ世を演じ切った
ビリーにも今後注目したい。

パソコンオフィシャル・サイト


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原題:Sicario: Day of the Soldado

映画2018/11/16

監督 ステファノ・ソリマ
脚本 テイラー・シェリダン
音楽 ヒルドゥル・グズナドッティル

出演 ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、
イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノヴァン、
マヌエル・ガルシア=ルルフォ、キャサリン・キーナー、
マシュー・モディーン、シェー・ウィガム、
エリジャ・ロドリゲス、ハワード・ファーガソン、
デイビット・カスタニーダ、ジャクリーン・トレス、
ラウル・トゥルヒーヨ、ブルーノ・ビチル、
ジェイク・ピッキング

(あらすじ)

アメリカ・カンザスで自爆テロが起こり、
15人が犠牲となる。

国土安全保障省は、
テロ実行犯が
メキシコの麻薬カルテルの助けを得て
アメリカに不法入国したという疑いを持ち、
CIAのマット・グレイヴァ―(ジョシュ)に
カルテル殲滅を依頼する。

グレイヴァーは、
カルテルに家族を殺害された
コロンビアの元検察官・アレハンドロ・ギリック(ベニチオ)に
協力を依頼する。

カルテル同士の抗争を誘発するため、
ギリックは
麻薬王の娘・イザベル(イザベル)を拉致し、
敵対する別のカルテルの仕業であるかのように偽装する。

テキサスでイザベルの救出劇を偽装し、
一同は彼女をメキシコに連れ帰るが、
その途中で
メキシコ連邦警察から奇襲攻撃を受け、
グレイヴァー達は
警察官を全員射殺する。

その最中にイザベルは車両から抜け出し、
ギリックは彼女を探すためにグループを離れた。

アメリカに戻ったグレイヴァーは、
メキシコ政府が偽造工作を察知していることと、
自爆テロの実行犯が
麻薬カルテルとは無関係だったことを知らされる。

メキシコとの関係悪化を恐れたアメリカ大統領は
作戦の中止を命令し、
指揮はシンシア(キャサリン)に委ねられた。


グレイヴァーはギリックと衛星電話で交信し、
作戦の証人であるイザベルを抹殺するよう命じる。


が、ギリックはこれを拒否。
グレイヴァーは両者を始末するために
メキシコに入国する。


ギリックは
イザベルをアメリカに密入国させようとするが、
メキシコのギャング団に捕まり、
新入り少年・ミゲル(エリジャ)に射撃される。


ギャング団はイザベルを拉致して車で移動していたが、
彼らの動きをつかんでいた
グレイヴァーのチームが全滅させてイザベルを救出。
彼女に同情したグレイヴァーは、
アメリカに連れ帰って証人保護プログラムで保護することにする。


1年後、
顔に大きな傷跡が出来たギリックが
ミゲルのいる
メキシコのショッピングモールに現れる。


(感想)

前作 が良かったので観賞。
印象的だったスコアは
ヨハン・ヨハンソンの死去により交代。

監督もチェンジ。
そのせいか、今作のほうがわかりやすく、
タッチにも微妙な変化がある。
2作目であり、わかりやすくなって
シリアスさが薄れて
エンターテインメント性が増した分だけ
先が読める感はあったけど、
やっぱり緊迫感があって楽しめた。

ベニチオもジョシュも
悪にも善にもなりそうなので、
この顔合わせが面白い。
前作よりも2人の関りの濃度が増しているのだが、
次作があったとして、
マットとギリックの関係がどんなふうになっているのか
興味深い結末になっていた。

悪事の継承と、
先入観の問題、
アメリカのメキシコの関係についても
考えさせられる作品でもあり、
移民についての扱い方に変化が出て来そうな
この先の日本にも参考になる、かも知れない。

映画ボーダーライン

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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。



映画2018/06/08
CD2018/11/02

監督 李闘士男
脚本 坪田文
原作 K.Kajunsky(漫画 ichida)
音楽 安達練
主題歌 I Laugh You/チャットモンチー

出演 榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、
野々すみ花、浅野和之、品川徹、螢雪次朗

(あらすじ)

バツ1の加賀美じゅん(安田)は
ちえ(榮倉)と再婚した。

前妻と結婚3年で破局していたじゅんは、
再婚生活が3年を過ぎたら
その先もずっと一緒に過ごすか
結論を出そうと決めていた。

そして3年になろうとしていた頃、
帰宅すると
ちえが死んだふりをするようになった。
それもとても手が込んでいた。

ちえの真意を測りかねるじゅんは
会社の後輩・佐野(大谷)に相談するようになる。

その後、佐野と妻・由美子(野々)を交えた
2組の夫婦の交流が出来る。

ちえとじゅんの出会いは
静岡でバスを乗り過ごしたじゅんが
ちえの実家である
父・進一(蛍)の寿司屋に入ったことだった。

由美子が結婚5年目にして子宝に恵まれないことに
深刻に悩んでいることを知るちえ。
ありきたりな励ましを言わないちえに
由美子は信頼を置くようになる。

じゅんはちえの気分転換に、と
パートに出るように勧め、
独居老人の横山(品川)のクリーニング屋で
働くようになる。

それでも死んだふりを続けるちえに
「死んだふりには飽きた」と言うじゅんだったが、
今度は幽霊になったり、未来の自分になって
出迎えるようになる。

(感想)

テキトーな事が言えないちえの本質、
「一緒に過ごす時間の大切さ」を説く横山、
「妻を愛している」と言うじゅんの上司・蒲原(浅野)、
5年も結婚していたのに
由美子がワニが好きだったことを知らなかった佐野、
幼少時、母を亡くしたちえが
悲嘆する進一を励ますためにしていたかくれんぼ…

「人情」というものを
丁寧に描写する脚本が良く、
その心根の優しさにホロッと涙が出た。

そして、
「月がきれいね」「死んでもいい」
夏目漱石と二葉亭四迷が登場する
ちえが本心を明かす粋なやり方
-それが高校の教科書から得た知識っていうところが
ちえの性格を象徴しているような気がした-に
自分も真似てみようかと。

面白い奥さんだなと思うけど、
実際にやられたら疲れるだろうし、
やるほうのが楽しそうだなw

扮装に使った物の
ディスカウントの値札が
いちいち写っていた意味がわかるラスト、
男女の違いを感じて笑えた。
それは「突然離婚を言い出す」という
言動にも思ったが。

ほのぼのとした気持ちになれる作品だった。

榮倉がこれほど魅力的に見えたのは初めてだし、
大谷が印象に残ったのも初めて。

それにしても
何度聞いても
男の不妊検査って
羞恥プレイだな。

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映画2018/04/20
CD2018/11/02

監督 佐藤信介
脚本 橋本裕志
原作 奥浩哉
音楽 やまだ豊
主題歌 Take Me Under/MAN WITH A MISSION

出演 木梨憲武、佐藤健、本郷奏多、
二階堂ふみ、三吉彩花、福崎那由他、
生瀬勝久、濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介

(あらすじ)

犬屋敷(木梨)は定年を間近に控えて
マイホームを購入したが、
妻・万理江(濱田)も
高校生の娘・麻里(三吉)も
中学生の息子・剛史(福崎)も
彼の存在は無視。
会社でもミスをして上司から叱責されていた。

末期ガンで余命僅かであることがわかったが、
家族にも打ち明けれらずに
一人悲嘆に暮れていた。

心の拠り所は
迷い込んで来た捨て犬のハナコだけだったが
万理江に言われて捨てに行き、
その最中、墜落事故に巻き込まれて
身体が機械化されたサイボーグとして甦り、
超人的な力を宿すことになった。

同じ場所にいた
高校生の獅子神(佐藤)も
同様のパワーを手に入れた。
彼は麻里のクラスメイトだった。

犬屋敷は自らの力に戸惑いつつも、
救いを求める声が聞こえるようになり、
その力を使って
死期の近い子供たちの病気を治すことで
自分の力を確認していく。

獅子神は
幼なじみの直行(本郷)に自分の力を見せ、
彼をいじめていた同級生を締め上げた。

その様子を見たクラスメイトのしおん(二階堂)は
彼に思いを告白した。

父親の不倫が原因で両親が離婚、
母・優子(斉藤)と暮す獅子神は
表面上は義母や異母妹弟と仲良くしているが
やり場のない怒りを抱えており、
見ず知らずの幸福な一家を斬殺してしまった。
優子からは末期ガンであることを告げられる。

次第に悪意を人類全体に向けるようになっていく獅子神。
直行は絶交を言い渡した。

獅子神の力で優子のガンが消滅したが、
刑事の萩原(伊勢谷)らに追いつめられて逃走、
複数の警官を殺してしまった。
悪質な事件に
未成年ながら指名手配されてしまった。

そんな彼を祖母と暮すしおんが匿うが、
糾弾された優子は自殺してしまった。

獅子神は優子を非難した人間を殺していく。

「獅子神を救いたい」という直行の声が
犬屋敷に聞こえた。

(感想)

タイトルから
犬をめぐる
ハートウォーミングものかと思っていたんだけどwww

ヒーローモノでも
「マン・オブ・スティール」ノリ。
陰惨。

主人公の犬屋敷が
冴えないおっさんなだけに
その救いのなさはどうしようもない。
ノリさんが演じていたから
まだ良かったけど。

おっさんの自分でも
応援したいとは思えないほどの
情けないおっさんで、
引っ叩きたくなった。

あんまりな家族の反応にも
そもそもなんでお父さんだけがそんなに
頑張らないと行けないのか…と呆れた。

でもこれ、
離婚率が増えた現在よりも
旧時代的な家族設定な気がする。

家族に恵まれている子ほど
その価値がわからない皮肉。

現代の家庭事情が投影されているのが
悪のヒーロー・獅子神。

高校生役・29歳の佐藤健。
だんだん日本のキャスティングもハリウッド化。
高校生と言われれば高校生な気はしたけど。
最近の若い子って老けてるしね。

犬屋敷よりも断然魅力的に描かれているので、
応援しちゃっている自分がいた。
最初の殺人は別にして、
復讐していく様は情状酌量の余地があったし。
ダーク・ヒーローとして成功。
そう思わせたのは佐藤の力量なのだろう。
で、やっぱりこれほど力量がある
相応な年齢の俳優はいないのだろうな。

この程度の扱いが適当だと思うふみ、
実際もこの役っぽい気がする本郷w、
実態はともかくこういう役が似合う斉藤、
悪妻役が十八番の濱田、
宮根チックな役を度々見かける生瀬(笑)、など
演技はそこそこは楽しめる。

三吉は美人で注目。
福崎はこれから伸びそう。
俳優名はわからなかったけど、
直行いじめのリーダー役の子も来そうだ。

この手の作品の特徴のひとつなんだけど、
映像技術を見せたいがためだろうが、
戦闘シーンがくどすき。
これもクライマックスが長すぎだった。
飽きた。

MAN WITH A MISSION の曲で、
それなりのクオリティを感じさせて終わった、気がしたけど…

原作もアニメも未見なんだけど、
実写にしなくて良かったんじゃないかな。
アイデアは良いと思うんだけど、
結局作る側としては
映像技術を誇示することが最優先事項になって、
自分にとってはそれほど魅力を感じず、
また観たいとは思えなかった。

ただ、佐藤の演技には特筆すべきものがあった。

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マンディ 地獄のロード・ウォリアー



原題:Mandy

映画2018/11/10

監督・原作・脚本 パノス・コスマトス
脚本 アーロン・スチュワート・アン
音楽 ヨハン・ヨハンソン

出演 ニコラス・ケイジ、アンドレア・ライズボロー、
ライナス・ローチ、ネッド・デネヒー、オルウェン・フォエレ、
リチャード・ブレイク、ビル・デューク、リン・ピレ、
クレメント・バロネ

(あらすじ)

レッド(ニコラス)は妻・マンディ(アンドレア)と
人里離れた森の中で静かな暮らしを送っていた。

だが彼女を見染めたエレミア(ライナス)率いる
キリスト狂徒の集団によって
目の前で彼女を火あぶりにされた。

カルザース(ビル)から
預けていた武器と、
彼らと関わっている
「ブラック・スカルズ」の情報を得たレッドは
復讐を開始する。

(感想)

オスカー俳優とは思えない仕事が続く
最近のニコラス主演作陣の中では
ずば抜けておもしろかった。

こういう類でも
ニコラスが演じたことで
意味が深くなる感じがするのは確か。

今作では
チンチン丸出しのライナスの怪演も印象的。

前半1時間ほどは
そこだけ時間の流れが違うような
レッドとマンディの暮らしと、
集団の狂気の精神世界を描き、
-最近の事件の多くに共通するような洗脳のあり方-
後半の復讐劇からは
アートと宗教観を強調した
スプラッター劇となる。
集団に全く同情の余地がないため、
すっきり嫌悪感なく
殺られる様が観られた。

そんな世界観を表現した
美術と照明が良い仕事をしている。

ブラック・スカルズは
内臓を喰ったり、
嬉々として自分を傷つけたり、と
人間なのか?
悪魔なのか?と思うが、
こういう集団って
アメリカにはひょっこりいそうな気はする。

陰惨な血生臭さは
アメリカのセンスではないだろうなと思ったら
ベルギーの製作だった。
プロデューサーには
イライジャ・ウッドがクレジットされている。

ヨハン・ヨハンソンの遺作。
彼のノイジーなスコアが
異質な世界観を強調。
ご冥福をお祈り致します。

映画オフィシャル・サイト


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Uzo★mUzo

Author:Uzo★mUzo
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