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義母と娘のブルース 最終回



テレビ2018/07/10-2018/09/18
CD2019/02/06

原作 桜沢鈴
脚本 森下佳子
演出 平山雄一朗、中前勇児
音楽 高見優、信澤宣明
主題歌 アイノカタチ/MISIA ft HIDE(GReeeeN)

出演

亜希子/綾瀬はるか
みゆき/上白石萌歌
章/佐藤健
大樹/井之脇海

和子/麻生祐未
笠原/浅野和之
田口/浅利陽介
矢野/奥貫薫
麦田の父/宇梶剛士(声の出演)

(あらすじ)

最終回 
「完結~さらば義母!愛が起こす奇跡の果て、
私は娘を愛してます」

亜希子への告白の結果を訊かれ、
みゆきと大樹に
親指を上げて見せた章…だったが、
それを下に下げた。
亜希子の心の中には
今でも良一が息づいていたのだ。

章に父からレシピノートが届いていた。
そこにはまず
「愛を知ること」と書いてあった。

みゆきの第一志望大学の受験日。
会場まで送って行った亜希子は
その足で良一の上司だった
笠原部長と会った。
有名コンサル企業からスカウトが来たのだ。
勤務先は大阪。
働きたいが、みゆきのこと、
ベーカリー麦田のことを考えると…と
断ろうとして、倒れてしまった。

試験を終えて章からそれを聞いたみゆきは
病院に駆けつけ、
過労だと聞いて安心するが、
みゆきは亜希子に白髪を発見した。



そこで笠原からスカウトの話を聞いた。

みゆきは合格していたが、
皆には不合格だったと告げた。
彼女は亜希子のために一計を案じていた。

退院した亜希子は
みゆきが合格していたことを知る。
彼女が嘘をついているのは何故なのか?

みゆきが告白するように仕向けるも不発。



試験場に潜入して
みゆきに受かる気がないことがわかる。

ベーカリー麦田で
亜希子はみゆきが
スカウトの件を知っていることに気が付いた。
亜希子はそんな遠慮をするみゆきに立腹した。

みゆきは亜希子に
大学に合格出来なかったので
ベーカリー麦田で働きながら
一人暮らしをしたいと告げる。

大学の入学金の領収書を見せ、
亜希子は自分の家族について語った。



小学3年生の時に事故で両親を亡くし、
祖母に育てられ、
「一人で生きて行けるようになれ」と
常々言われたこと。
彼女亡き後は施設で過ごし、
勉強に明け暮れ、高校卒業後に就職。
必死で働き、出世して多忙な日々。

一人で生きられるようになったが、
心の中にはぽっかり穴が開いており、
良一からの話に乗ったこと。
そして、みゆきの喜怒哀楽が
自分の喜怒哀楽になっていき、
みゆきは自分なんだと思ったこと。

みゆきの面倒を見たのは自分のエゴなので
気遣いは無用だ、と言う亜希子に、
みゆきは
それは愛であり、
自分にも同じ思いがあり、
人生いつどうなるかわからない、
これからは亜希子が
好きなことに
時間を使って欲しいと言うのだった。



みゆきは進学を決め、
亜希子はベーカリー麦田を退職して
大阪に行くことにした。

章も亜希子のために
彼女を解雇しようとしていた。
つまずいて
章におでこにキスをされた亜希子。



母娘が住んでいたマンションは
みゆき一人では広すぎるので
処分することにした。

別れの日、
みゆきと初めて会った公園で、
その日のことを思い出す亜希子。

みゆきは
ベーカリー麦田でバイトすることになり、
今日はみゆきが亜希子に
章が作った名刺を渡している。



ひとりの新居に帰ったみゆきだったが、
そこに新幹線の切符をなくしたと思って
やって来た亜希子がいた。

文庫本に挟まっていた切符をみゆきが見つけるが、
それは往復券であり、
数字が連番だったり、777だったりの
奇跡の切符だった。



(感想)

終わってしまった。
とても身の濃い10回だった。
大よそ3か月ながら
ちゃんと
この母娘の約10年間の
時の流れを体感させてくれる出来だった。

製作陣は
「家族愛」をアピールしていたけど、
このドラマが訴えていたのは
それに留まらないと思う。

血縁者だろうが、他人だろうが、
相手を思って愛せば
愛は返って来る、
自分が感じたのはそこだった。
とっても難しいことだけどね。

亜希子はそれを(無自覚に)実行しているから
誰からも愛されるようになるのだろう。
それはみゆきにも引き継がれているし、
良一もそういう人だった。
登場人物たちが
誰も善人だったから、だけじゃない結果だと思う。

自分のことだけを考えて
本当に必要なGiveをせずに
Takeばかりを望む人が目につく現在、
考え直すいいきっかけになったらいいのに。

実の両親を亡くしているみゆきの
「何が起こるかわからない」という言葉は重い。
同じように両親を亡くしている亜希子の
愛情の深さの理由もわかった最終回だった。

上白石姉妹は
今どきっぽくないところが個性だが、
これからもそんな存在でいて欲しい。

子役が魅力的だったので心配だったが、
上白石も井之脇も
若者に未来を感じさせてくれて
とても良かった。

憎めない存在感と男の成長を示した佐藤、
すっかりオバさんキャラになった麻生も良かった。

何より、
綾瀬はるかが本当に魅力的だった。
既に人気女優ではあるが、
その実力を確信した。



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リグレッション



原題:Regression

映画2018/09/15

監督・脚本 アレハンドロ・アメナーバル
音楽 ロケ・バニョス

出演 イーサン・ホーク、エマ・ワトソン、
デヴィッド・シューリス、ロテール・ブリュトー、
デイル・ディッキー、デヴィッド・デンシック、
ピーター・マクニール、デヴォン・ボスティック、
アーロン・アシュモア、アダム・ブッチャー、
クリスチャン・ブルーン、アーロン・エイブラムス、
ジュリアン・リッチングス

(あらすじ)

17歳のアンジェラ(エマ)が
父・ジョン(デンシック)に性的虐待をされたと警察に訴えた。
捜査を始める刑事・ブルース(イーサン)。

ジョンは罪を認めたが、記憶にないと言う。
彼は元アル中だった。

捜査チームはレインズ教授(シューリス)の協力の下、
回復記憶療法で彼の記憶を呼び起こすが、
その中にネスビット刑事(アーロン)が登場、
彼の関与が疑われる。

更にアンジェラの証言から
悪魔崇拝カルトの関与が疑われるようになった。

家を出ている彼女の兄・ロイ(デヴォン)の記憶も曖昧で、
レインズは退行療法を行うが、
そこで祖母・ローズ(デイル)の
儀式への関与が考えられるようになる。

だがいずれの証拠も発見出来ない。

ブルースは
悪魔崇拝カルトの儀式の悪夢にうなされるようになって行く。

(感想)

実話をもとにした作品。

中盤まではなかなかおぞましく、
クライマックスには
そのおぞましさが
ピークに達するんだろうな、と思って観ていたが…

オチは
実は家族・田舎暮らし・不倫など
自分を取り巻く状況にウンザリしていた
アンジェラの狂言だった
、というもので、
その後回復記憶療法による捜査は廃止され、
「実際にこのようなケースで
悪魔崇拝カルトが摘発されたことはほとんどない」
という
クレジットが出る。

リアリティのある結末が
娯楽映画に向いているとは限らないという例かな、と。
こういう結末ながら、
事実を見せる作品を作ることも意味はあるとは思うけど、
ガッカリはする。

人間の思い込みっていうのは恐ろしいということは
よくわかった。

エマ・ワトソンにはすっかり騙された。
騙されたということは
彼女がいい仕事をしていたということなのだが、
彼女の出演作品選びの基準が良くわからない(笑)

イーサンの熱演も光っていたが、
この作品では評価されないだろうな。

映画リトル・ランナー(2004年)で
主人公を演じていた
アダム・ブッチャーが刑事のひとりで出演。
クレジットを見ないと気づかないくらいの成長(変化)に
時の流れを感じた。

エマのファンはどうぞ。

映画オフィシャル・サイト


娼年



映画2018/04/06
CD2018/09/14

監督・脚本 三浦大輔
原作 石田衣良
音楽 半野喜弘 and RADIQ septet

出演 松坂桃李、真飛聖、冨手麻妙、
猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、
馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、
西岡徳馬、江波杏子、大谷麻衣、階戸瑠李

(あらすじ)

名門大学に通う森中領(松坂)は
無気力な日々を送っていた。

彼がバイトするバーに
中学時代の友人でホストのシンヤ(小柳)が
静香(真飛)を連れて来た。
彼女を金づるにしようとしていたシンヤ。

領は「女もセックスもつまらない」と発言するが、
それを聞いた静香は
領に密かにメッセージを残した。

そして「あなたのセックスを見せて欲しい」と
自分の家で聾唖の咲良(冨手)を抱かせる。

静香は低評価だったが、
咲良の後押しで彼に1万円が支払われた。
それは静香が経営する
会員制ボーイズクラブ「パッション」の最低料金であり、
入店合格の基準の金額だった。
静香は
自分のクラブで働かないかと彼を誘った。

女のこと、セックスのことを探求したいと思った彼は
売春夫になることにする。

初めての客は
楽しみは最後まで取っておきたいタイプのヒロミ(大谷)。
彼女が領に口淫したことを聞いた静香は
彼の才能を感じる。

その後も都内で
男の目の前で失禁することにエクスタシーを覚えるイツキ(馬渕)、
出産してから夫とセックスレスになった主婦(荻野)の相手をして
人気になっていく領。

領は静香と咲良と食事に行き、
年上の相手をすることへ抵抗がない理由を尋ねられ、
亡くなった母親のことを語り始める。

-幼い日、熱を出して学校を休んだ彼に
「いい子にして待っているのよ」と言って、
よそ行きの服を着て出かけて行った母は
横浜で倒れて亡くなった。
なぜかはわからない。

領は
「あなたは今でも
お母さんの言いつけを守っているのね」と言った
静香の肩を借りて泣いた。

熱海で
年の離れた妻・紀子(佐々木)が犯される様子に興奮する
泉川(西岡)夫婦の相手をして、
特別ボーナスを得た領。
彼はアズマ(猪塚)同様のVIPに昇格する。

領はアズマとクラブへ行くが、
そこで彼が真性のマゾヒストであることを告白される。
アズマの体は傷だらけだった。
話を聞いてくれたお礼にと
アズマは領に口淫する。
お返しがしたいと言う領に
小指を骨折させて欲しいと言うアズマ。
望みどおりにする領。

70歳の誕生日を迎えた老女(江波)の客のもとへ出向いた領。
彼女は領の手を握って話を聞くだけでイッてしまった。

娼夫になり、覇気が出て来た領だったが、
大学の同級生で
休みがちな彼にノートを届けてくれている恵(桜井)が
シンヤから彼の売春のことを聞いて罵る。

静香のことも問われ、
「恵と寝ないとの同じで、
彼女とは寝ない」と言う領だったが…

(感想)

三浦×松坂なので観賞。
原作・石田衣良っていうのが不安だった。

見世物としては
視聴者の関心を呼ぶのに充分だけど、
内容には目新しさを感じなかった。

結局、メディアが刷り込んだ感のある、
女性の求めている(はずの)性の願望の
集大成のような作品だった。
石田衣良らしさを感じた。

このレベルなら
日本の18禁OVに結構ある。
レディコミの域を出ていない感じ。
女性用AVみたいなもの。
セックスシーンにも飽きて来る。

が、桃李が出演したことと、
きちんと芝居の出来る女優たちを集めたことで、
「芸術性」というイメージが付けられた感じ。
大谷はタイプだったw

あらすじの後には

恵が領を指名して、2人は関係を持つ。
彼女は、思いを寄せていた領は
もう自分とは違う世界に行ったことを実感する。

実は静香も元娼婦、
咲良は客との子供だった。
咲良は進んで母の仕事を手伝っていた。

領は彼女に母の面影を見出し、
交際を申し込むが拒絶される。
なぜなら彼女はエイズだったのだ。

「成長した自分を見て欲しい。
もう一度入店試験を受けたい」と言って
領は静香の前で咲良を抱く。
静香はそれを見て自慰に耽る。

クラブは摘発され、静香は死亡。
領の母も娼婦で、
売春のために横浜に出向いていたらしいことがわかる。

一年後、
領は咲良やアズマと共にクラブを再開する。

老女の誕生日、
今回は老女に体を求められる領。


終わり。

という、
レディコミチックな
わかりやすい展開が続く。

桃李の
エロいのに上品で清潔感もある独特の存在感が
最大限に活かされている。
射精後に精液を出し切ろうとする腰の動きがリアル。
よくやったと思う。
やらなくても良かったのに。

彼の演技に、
意外に多い、恋を経験しないまま
セックスをしてしまった人の
心の淋しさを感じた。

でもそんな彼を持ってしても、
「きれいなふうに見せてたって、
お前、売春夫だから」って
冷たく言い放ちたくなる気持ちになった。

アズマはとても重要な役で、
彼がこの作品の少ない信憑性を保つのに
大きく貢献していた。

この業界をきれいなものとして捉える姿勢には
激しく抵抗を覚える。
覚えなければいけないと思う。

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義母と娘のブルース 第9話



テレビ2018/07/10-

原作 桜沢鈴
脚本 森下佳子
演出 平山雄一朗、中前勇児
音楽 高見優、信澤宣明
主題歌 アイノカタチ/MISIA ft HIDE(GReeeeN)

出演

亜希子/綾瀬はるか
みゆき/上白石萌歌
章/佐藤健
大樹/井之脇海

和子/麻生祐未
田口/浅利陽介

友井/川村陽介
ユナ/水谷果穂

矢野/奥貫薫
小杉/春日井静奈
本谷/山口香緒里
今井/西尾まり

川田裕美、中村アン

(あらすじ)

第9話 
「大決断な愛の告白!私の愛の最終選択か !?
二人で歩んだ9年間」

ベーカリー麦田の
リニューアル・オープンの日、
亜希子は近くの催しを利用して
みゆきも好きだった
人気キャラ「プチキュア」を使って
客を引き込むのに成功。
全品を売り切った。
みゆきや大樹、和子やユナ、
PTAの仲間たちも協力してくれた。





みゆきは章の亜希子への思いに気がつく。
この9年間の亜希子への感謝、
が、戸惑いもあり、大樹に吐露する。

年が明け、
みゆきは大学へ願書を提出。
ベーカリー麦田での経験から、
経済を学びたいと考えていた。

ベーカリー麦田では
新たに従業員も雇われ、
友井が関わるテレビ番組で
店が取材されることになった。



熱が入り過ぎている章の言動で
店が過小評価されないように対応する亜希子。
その姿に章の思いは更に募って行く。

章は亜希子にプロポーズをするが
彼女は全く気がつかない。

バーで隣り合わせた田口と
「鈍感な女」について愚痴りあう章。
2人とも亜希子の事を語っており、
以前にも顔を合わせているのだが、
その事には気がついていない。
田口は結婚式を控えていて、
章にパンの注文を出した。

大樹は気を利かせて
章に「みゆきの気持ちを考えて欲しい」と言うが、
それを聞いたみゆきは
2人の交際に賛成であることを章に告げた。



だがみゆきの様子を見た亜希子は、
章とみゆきの仲を疑うようになった。
亜希子は章を避けるようになる。

ベーカリー麦田に田口が訪ねて来て
亜希子と再会、
かつて章がバイク便をやっていた時の
因縁を思い出した。
亜希子はご祝儀に自分がパンを送ると言うが、
田口はそれを淋しく断る。



章は亜希子への思いを、
亜希子はみゆきとのことを訊こうと
居酒屋に出向くが、
そこで章がこれまで
実は自分たちの生活に関わっていたことに気がつき、
亜希子は小さな奇跡を感じるのだった。



良一が自分たちを出会わせてくれたことを感じた章は
そのことへの感謝と、
亜希子への気持ちをダイレクトに告げる。



章の帰りを待っていたみゆきと大樹。
告白の結果を尋ねると、
彼は親指を上げた。

帰路につく亜希子の胸には
良一との思い出が去来していた。

(感想)

亜希子は本当にいい女だし、
章のことも応援したくなってきた。
今回は佐藤の魅力が光った。



タトゥーシールの件、ウケた。

優しい気持ちにしてくれるドラマであり、
優しさに包まれたいなら
自分も優しくなくてはいけないことを
思い出させてくれる作品だった。
誰もがこんなふうになれたらいいのにね。

基本的にはオーソドックスな内容だし、
わりとベタベタしているのに
アホ臭さを感じさせなかったのは
脚本と演出のセンスと、
俳優陣の徹底した演技の賜物だと思う。

来週は最終回。
もう終わりか…

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最終回は↓



サントラ

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美しい星



映画2017/05/26
CD2017/12/06

監督・脚本 吉田大八
原作 三島由紀夫
脚本 甲斐聖太郎
音楽 渡邊琢磨

出演 リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、
佐々木蔵之介、羽場裕一、友利恵、川島潤哉、板橋駿谷、
坂口辰平、春田純一、武藤心平、若葉竜也、樋井明日香、
藤原季節、赤間麻里子

(あらすじ)

今野(羽場)がメイン・キャスターを務める番組で、
お天気キャスターを務める
大杉重一郎(リリー)は、
予報がまったく当たらないことで有名な気象予報士。

妻・伊余子(中嶋)、
フリーターでメッセンジャーをしている長男・一雄(亀梨)、
美しすぎて周囲から浮いてしまう
女子大生の長女・暁子(橋本)がいる。

一家での会食も白けた感じである。

重一郎は
アシスタントで愛人の玲奈(友利恵)との情事の後、
車を運転中に不思議な光に包まれたのをきっかけに
火星人であることを自覚する。
以来、彼は番組で太陽系連合の火星人として、
地球の環境破壊の危機を訴えるようになり、
その奇妙さが話題になる。

プラネタリウムで
手痛いデートをした一雄だったが、
水星に奇妙な感情を覚える。

一雄は参議院議員の鷹森(春田)の
第一秘書・黒木(佐々木)と知り合い、
鷹森の事務所で働くようになった。

そこで、黒木は宇宙人であり、
鷹森は地球人で彼の使者であること、
一雄が水星人であることが語られる。

黒木の狙いは
地球人を消滅させて、
新たな生命体を誕生させることだった。

暁子はストリート・ミュージシャンである
竹宮(若葉)の歌う「金星」という曲に惹かれ、
彼を追いかけて金沢まで向かい、
そこで自分が金星人であることを自覚する。

彼女は誘われていた大学のミスコンに参加し、
自分の美貌を使って、
地球人の美意識を変えようと考える。

彼女はなぜか妊娠していたが、
竹宮と関係を持った記憶はない。

処女懐胎であり、
この子は救世主になると言う暁子。
困惑する伊余子。

それぞれが
「美しい星・地球」を救おうと行動を開始する中、
伊余子は丸山(赤間)から紹介された
ネズミ講の水ビジネスにハマり、
優秀な成績を残して表彰される。

その式典には鷹森の姿もあり、
彼女は黒木と対面する。

(感想)

吉田大八×三島由紀夫なので観賞。
原作(1962年発表)未読。
1962年にこの視点を持っていたことに驚く。

映画は現代風に脚色されている。
園子温作品みたいノリで、
三池崇史のエッセンスもあり。
無論、彼らの作品よりも
ずっとロジカルだけど。

興味深く観ていたけど、
物語が進むにつれて、
日本映画でもこういうのはアリだとは思うが、
まだしっくり来ないなぁ、と感じた。

日本は単一民族の島国だから、
「宇宙人」や「外界」というものの受け取り方が
移民国のアメリカとは全然変わるんだろうな、と。
ハリウッドで作ったら
ありがちでオーソドックスなSF作品になっていただろう。
でも日本では
通好みの奇作になるのだろうな、って。
実際、大コケしているみたいだし。

あれで終わるとは思わなかったな…三池度増(笑)
残された家族はどうなるのか?が気になった。
そこまでちゃんと描かれていたら、
推した作品だった。
続編が作れそうだけど、
作れないだろうな、コケてるし。

重一郎の言動は
死期の迫った人間特有の奇行の比喩なのかな?と思ったが、
深読みするのは止める。
愛人のアシスタントとのズブズブさを見て、
職場の人間とはそういう関係になるもんじゃないなと思った(笑)

就職が決まったのに
親に言わないのは不自然な気がしたけど。
それほど疎遠でもないし。

リリーが上手いのは言わずもがな。
すっかり実力派名優。
亀梨もソツのない仕事。
中嶋朋子は
いしだあゆみ式演技-やっぱり母娘 in 北の国から-。
橋本がとてもきれいだった。
彼女をきれいだと思ったのは初めて。
佐々木の役は
もっと徹底したポジションにしたほうがおもしろかったかも。

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Uzo★mUzo

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